2007年05月18日

空想は好きですか?(かなり長文)

今日の帰りの、友人との会話。

例えば、自転車で町を走っているとき。

自分はどんなコトを考える?

今日はちょっとした遊びをしてみた。

本来、「すれ違うだけの人達」を見て

その人達が何故ここでそうしているか?

ちょっと空想してみる。

そんな遊び。


例えば、あの大きなカバンを背負った少女の話。

少女は、明日にひかえた小学校での遠足を楽しみにしていた。

自分の部屋にてるてる坊主なんかつるしたりして。

しかし、持病を持った母親が夕方突然倒れてしまう。

病院へ運び込まれ、意識不明の状態が続いた。

次の日の、遠足の日の昼。

母親はふと目覚めて、少女に言ったのだ。

「遠足、行けなくしてごめんね。」

そう残して、母親は死んでしまった。


少女は、そんな気持ちで死んでしまった母が不憫で仕方なかったのだ。

葬式の後日、少女は母親の骨壺と

いびつなおにぎりの入ったお弁当をリュックに詰めて

たった一人で、遠足へ行くのだ。


「お母さん、遠足なんていつでも出来るんだから。
 そんな心配しなくていいんだよ。」


きっとそんなコトを思いながら

今の少女はオレ達とすれ違ったんじゃね?という空想。



今度は、ちょっと趣向を変えてやってみた。

ふたつの物語をくっつけてみるのだ。



例えば、道路の真ん中で花を持って立っている

あの中年の女性の話。

不慮の交通事故で、夫が死んでしまったのだ。

そう、一週間前のこの日、この場所で。

自転車に乗っていた夫は、何故か信号も何もないところで

車にひかれて死んでいた。

夫の自転車による「飛び出し」ではないか、との

警察側の意見を聞いて、妻は疑問に思う。

決して、そんなコトをする夫では無かったからだ。

自動車は人をひいたコトに対する恐怖からか、行方不明。

ひき逃げである。犯人はまだ捕まっていない。

そして女性はこの後、あの事故の真相を知ることになる。


例えば、あの四人の家族連れの話。

この家族も、実は花を持っていた女性と同じ所へ

行こうとしているのである。

コトは今日の朝にさかのぼる。

朝、ニュースを家族で見ていると長男が奇妙なコトを言ったのだ。


「あ!ボク、ここでおじさんに助けられたんだ!」と。


詳しく息子から話を聞くと、

そのニュースは確かに息子の話と酷似していた。

息子は幼いから、今の今まで忘れていたのかもしれない。

調べるウチに、確かにその男性に

長男が助けられたということを、一家は知るのだ。


そうして、一家はお礼と謝罪の為に

事故のあった場所へ赴くことになる。

さっきの女性と一家が出会うのは

オレ達が通り過ぎた少し後のことになる・・・・。


そんな空想話をしながら帰った。

「まぁ、本当はみんなもっと単純な理由なんだろうけどな(笑」

・・・なんて笑いながら信号待ちしていると

ある看板が立っていたのだ。


「一週間前にひき逃げ事件が発生しました。
 情報を募集しています。
        ・・・○○警察署」


「・・・まさかな」
「うん・・・」


・・・もしかすると、もしかするのかもしれない。

この記事へのコメント
なんか、今までの日記で一番感動した。

空想だけどw
Posted by ケイヤー at 2007年05月19日 12:50
空想で人亡くなり過ぎだよー;
最後の看板は…もしかするかもね。
Posted by ユキ at 2007年05月19日 16:43
現実は小説よりも奇妙なり。
Posted by f at 2007年05月19日 23:55
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